需要と供給の不一致

下のまとめサイトを見て、思ったこと。

企業側のホンネ 続々…「大学生 甘えるな! えり好みするな!」
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-3462.html

上記に加え、いくつか自分のイメージを追記してみる。

(昔は若いころ安い給料でも、年齢が上がれば給料も上がった)
(今は給料は現状維持ないし、下がることの方が多い)
(リストラ等、常に失業の危険が高い)
(一度、失業すると再就職は難しい)

  • 新卒時に入社した会社に人生設計が影響される。

(大企業なら、育児休暇なども充実している)
(中小企業では、手当どころかサービス残業も多々あり、
一方的に時間・労働力を搾取される)
(更に、中小企業で女性の場合、結婚・妊娠の可能性で就職の可否が決まることも多い)

これ、えり好みって言うか当然の選択じゃないか?
だって自分の一生に関わってくるんだよ。

もちろん会社側だって欲しい人材のイメージもあるだろうし、
大人数いたら、より良い人を取りたいとは思うでしょう。
自分がその人材に値するかは、別の話としてあるけれど。

中小企業は人・金に余裕が無いところが多いから、
(もしくは人件費に金を回したくない)
スーパーマンを安い給料で使いたがる。

地方はもっとひどい。
大手が支店を作るときとか、賃金を地方の水準に合わせる様強制したりする。
「みんな安い給料でやっているのに、一部だけ高くされると他がやっていけない」
それは何か違うだろうと言いたい。

大学生はどんどんえり好みすれば良い。
日本国内に選択肢が無ければ海外に出れば良い。
ただし、国内・国外でも仕事の獲得はどこも厳しいと思う。
後、英語や仕事する国の言葉は習得必須なので、要注意。

これからどんどん日本国内は人も仕事も減っていく。
(一定数は残ると思うけれど)

まともに生きていけるだけの額を出してくれる会社は極一部。
そこに入れなければ、海外で仕事すれば良い。
(海外で仕事出来るかは別問題)
もしくは会社作るのも良いでしょう。
自分が食える様に工夫して生きていけば良い。

生きるのに大企業だけが選択肢じゃない。
大企業に入れなかったら、中小企業しか選択肢が無い訳でも無い。

選択肢は色々ある。
選ぶのは自分だっていうだけの話。
ただ選んだ結果、それが中小企業で働くよりしんどかったとしても
それは自分の選択の結果なので、どうこう言われても困るけれど。

一度きりの人生なので、後悔だけはしない選択を!